▼ 場所
インドネシア/コモド島(コモド国立公園)
▼ 内容
コモド島にひとり取り残され、オマケに迷子になりかけた。
▼ 経緯
コモド島一泊目の夜のこと。偶然その日だけかもしれないけれど、ものすごい大量の羽虫が発生し、宿じゅう部屋じゅう羽虫だらけになりました。蚊帳があったので辛うじて寝ることはできたものの、嵐のような凄まじさでした。
そんなこともあって居心地が良いとは思えず、コモド島は一泊で切り上げて翌朝の船で島を出ることにしました。
・・・ところが!
なんと、船は定員いっぱいになったからもう乗れないとのこと(泣)。前日には乗らないか?と誘われていたので、その時点では空きがあったはず。
で、よくよく聞いてみると、旅行者で残る(残される)のは僕一人だけらしい。しかも、その日はもう船は来ないので、嫌でももう一泊しなければならないとのこと・・・(大泣)。
実際の話、本当に一人だけ島に取り残されてしまいました。
宿の従業員や国立公園の管理人はいるので、まったくの無人ということではないけれど、外国人旅行者はあきらかに僕だけ(宿はそこひとつしかなかったので、間違いありません)。
一人ぼっちでとくにやることもないので、管理人のオフィスに遊びに行きました。そこでコモドドラゴンに食べられたスイス人の話やら何やらを聞いたんだけど、実は島には結構大きな集落があって、そこにはたくさんの人々が住んでいる・・との情報を得ました。
管理人「コモドガールもたくさんいるよ。ムヒヒヒヒ」
僕「エッ!マジ?ウヒヒヒヒ」 「で、ここから近いの?」
管理人「ウンウン、近い近い。海沿いに1時間も歩けば着くよ」
僕(よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!! )
念の為、そのあたりにコモドドラゴンが出没しないかどうかも確認して、早速出かけました。
ところが・・・
言われたとおりの方向に行っても、道らしきものはどこにもありません。歩けるような砂浜もなく、途中からは完全に海です。
仕方なく、道なき道を海沿いに歩きました。ところどころに潅木があり、意外なことに何頭もの鹿(シカ)を見かけました。
40分以上は歩いたでしょうか。しかし目指す集落はどこにも見当たりません。気配すらありません。自分がどこにいのるかもわかりません。さすがに不安になってきました。
道もところどころ険しくて、なんだかサバイバルな状況になってきました。人っ子一人見かけないので、こんなところで何かあったらヤバいな〜と思ったそのとき、斜面でズザーーッと足を滑らせ、軽く足を怪我してしまいました(何せビーチサンダルだったので・・)。
(わわわ。こりゃコモドガールどころじゃないぞ・・)
無念ながら、そこで引きかえすことにしました。
最初から道がなかったわけだから道に迷ったというよりずっと迷いっぱなしだったわけだけど、ともかく海沿いに行けば帰れるはずだという確信はありました。ただ、海沿いは崖になっているので、近づきすぎるのも危険。
ズザザザザーーッ!!
帰り道、体長1メートル以上はあろうかというオオトカゲが僕の目の前を横切りました。非常に素早かったのでコモドドラゴンかどうかはわからなかったけど、ますます危機感が募りました。
・・・・そして、どうにかこうにか帰りついたけど、このことは管理人には何も話しませんでした。
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▼ 教訓
前日にコモドドラゴンとご対面しておきながら、何も学んでいないというか状況判断ができていないというか・・・。
管理人の口ぶりではピクニックのように簡単に行けそうな感じだったけれど、とんでもなかったです。実のところ、管理人の話が本当かどうかもわからないし、もしも管理人に何らかの悪意があったとしたら・・・と考えるとゾッとします。
貴重品は身につけていたけど、荷物は宿に置いてあったし、僕に何かあっても誰ひとり目撃者はいないわけだし・・・。
情報を鵜呑みにするなってことでしょうか。。
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