タイ・バンコクのとあるゲストハウスにて。
共用の洗面所で僕が歯を磨いていると、同じゲストハウスに泊まっていた日本人旅行者A君が話しかけてきました。
A君「ええっ!?水道水で歯磨きしてるんスか??」
僕「そうだけど・・・それが何か?」
A君「ビョ、病気になったりしないっスか?」
僕「いや、べつに何ともないけど」
A君「僕は怖いから毎日ミネラルウォーターで歯磨きしてるんスよ」
僕「えええっ!?」
衛生観念についての考察
衛生観念が無さすぎるのも問題だけれど、逆に神経質すぎるのもどうかと思います。日本人ってちょっと(かなり)潔癖すぎると思うんです。やれ抗菌だ除菌だと大げさすぎるんです。
確かに、無菌に近い環境なら衛生的で安全かもしれません。でも、それを続けていると菌や病気に対する抵抗力・免疫力がどんどん弱まってきてしまいます。
だから海外に出た途端にお腹をこわすなどしてますます過剰に防衛したり・・・。シャワーを浴びる時も水滴が一滴も入らないように必死で口を閉じているA君の姿が目に浮かぶようです。
短期の海外旅行であればそうした徹底予防でなんとか乗り切れるとしても、長期の場合は完全に予防し続けるのは困難だし、そこまで神経質になっていたら“精神衛生”上かえってよろしくないです。
もちろんある程度の自己防衛は必要ですが、圧倒的な不衛生さはどうにもならないので、防衛してもキリがありません。それならば、抵抗力・免疫力を高めることに努めた方がずっと効果的というものです。
どうやって抵抗力・免疫力を高めていくのか?
土地が変われば水も変わります。その土地に慣れるには、まず水に慣れることです。
どうやってその土地の水に慣れていくのか?
まずはその土地の生水をコップ一杯飲む・・・なーんていうツワモノも中にはいるようですが、そこまで気合を入れる必要はありません(というか、これはやりすぎなのでオススメしません!笑)。
でも、基本的な考え方はそれと同じで、生水を口に入れて、飲まずに慣らせていくんです。生水を口に含んで、うがいをする程度でOKです。
・・・そう、それには歯磨きがピッタリなんですね。歯磨きは毎日のことだから徐々に慣れるには最適だし、ごく普通に歯磨きするだけなので何の努力も必要としません。
ミネラルウォーターで歯磨きをするA君と同じ「病気の予防」という理由で、A君とはまったく正反対のことをするわけです。
その他の方法
毎日三食きちんと食べること。
アタリマエのようだけど、貧乏旅行をしていると“節約”のために粗末なものばかり食べたり、時には食べなかったり・・・ということになりがちです。
そうすると抵抗力が低下して、普段ならなんでもない病原菌にも負けてしまい、病気にかかりやすくなってしまいます。
食費の節約は代償の方がはるかに大きいので、どんなに貧乏旅行でも食べるものだけはケチらないことです。
できれば栄養のことも考えながらバランスよく食べられると良いのですが、外食ばかりだとどうしても野菜が不足しがちなので、サプリメントで補うのがベターです。
※ご注意
これらの方法で確実に免疫力が高まるという科学的根拠はまったくありませんし、免疫力が高まらなかったり病気になったりしても責任は負いかねますので、あしからずご了承ください。
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