トラベラーズチェックの購入
【出発当日3】
出発まであと55分しかなく、成田空港駅に着くや否や猛ダッシュ!
・・・のはずが、いきなり空港ターミナル入り口のところに行列ができている。ここで一旦手荷物とパスポートをチェックするらしい(想定外)。
こんなに猛烈に急いでいる時に行列だなんて、最高にイライラする。
しかし幸いにも迅速に処理されており、わずか数分で通過することができた。
その後は近くにあったインフォメーションに駆け込み、エアラインの搭乗手続き場所を確認。
猛ダッシュでチェックインカウンターに滑り込んだのは、出発の50分前だった。
もうダメかとも思ったが、意外にもすんなりと受け付けてくれて、どうやら間に合ったようだった。これでとりあえずは一安心。
でもここでやるべきことは、まだまだ他にもたくさんあった。
まずは両替(トラベラーズチェックの購入)。
こんなことは事前に都内で済ませておくべきだったが、空港でできると聞いていたものだから、面倒くさがりの私は「空港でできることは全部まとめて空港でやってしまえ」と安直に考えていたのだ。
早速、空港内の銀行で資金のほとんどを米ドルのトラベラーズチェックに交換。
しかし最高額面でも100ドルしかなかったので、70万円弱で約5千数百ドル。つまり、50枚以上。
トラベラーズチェックは盗難の際に再発行してくれるところが最大のメリットだが、2箇所のサイン欄のうち1箇所にサインがないとそれも補償されないと説明され、購入したその場で全部にサインするよう強く言われた。
時間がないというのに、50枚以上にサイン・・・。
このあと海外旅行保険の加入手続きもする予定でいたが、黙々とサインをしているうちに刻々と時は流れ、サインを終えた頃には出発まで40分を切っていた。すでに搭乗が始まっている。
搭乗口に至るまでにはまだいくつかの関門があるらしいことがわかっていたので、もうこれ以上は無理だと判断し、海外旅行保険の加入は諦めた。
海外旅行保険の付いたクレジットカードも持っていなかったので何かあったら本当に困るが、仕方ない。
その先は保安検査、出国審査、そして搭乗へと続くわけだが、パニック状態だったせいかこのあたりの記憶が抜け落ちている。
気がついたらUA○○○便成田発バンコク行きの機内にいた。安堵感から完全に放心状態だった。まだ旅は始まったばかりだというのに、すでに燃え尽き症候群。
出国して飛行機に乗るだけでこれほどまでに神経をすり減らすことになろうとは、予想だにしていなかった。
まさに波乱の幕開けだ。
2005年04月29日 15:00
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