この世で最も美味しい食べ物・・・それは、ドリアン。
ドリアンは果物の王様と言われているけど、食べ物の王様と言っても差し支えないほどで、まさしく王の中の王。死ぬ前に好きなものをひとつだけ食べさせてくれるというなら、僕はドリアンを所望します。僕の墓前にもドリアンを(笑)。
臭いが強烈とかよく言われるけど、ドリアン好きにとっては、あのかぐわしい芳香がまたたまらなく魅惑的。ドリアンの姿は見えずとも、あの香りが漂ってくるだけで反射的にヨダレが出てきてしまうほど(笑)。

ドリアンの表面は堅く鋭いトゲトゲに覆われていて、まさに王様の貫禄。王様に対して素手で闘うと、大怪我します。実際、僕は指を刺されて血だらけになったことが何度もあります(笑)。普通はお店で買うときにナタで割ってもらうんだけど、割ったらすぐに食べないと味が落ちてしまうので、僕はいつも食べる直前に自分で割っていました。より美味しく食べるためにここまでするのが本当の“通”です(笑)。
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ドリアンは王様なだけに非常に気難しくて、食べごろの見分け方が難しいです。割るのがちょっと早くても遅くても、もう最高の味は引き出せないんです。ドリアンを食べたけど美味しくなかったという人は、食べごろじゃないのを食べたんじゃないかと思います。見分け方のポイントは、“におい”です。熟すほどに独特のにおいが強くなっていきます(熟していないなものはほとんどにおいません)。
ドリアンの食べ方はとても簡単です。ナタなどで縦方向に割って(熟してくると、自然に縦方向に割れてきます)、中から出てきた眩いクリーム色の果肉を“素手”でひっつかんで、一心不乱にむしゃぶりつくだけです。果肉の中には種があるので、種のまわりまでしっかりしゃぶり尽くします。手がベトベトになるけれど、それもついでにしゃぶり尽くします。これが正しいドリアンの食べ方です。スプーンなど使ってお上品な食べ方をする人なんていません。何故なら、食べ方なんて構っていられないほど食べるのに夢中になってしまうからです。
ところで、ドリアンを食べる前に、絶対に知っておかなければならない注意事項があります。
◆◆◆ 要注意 ◆◆◆
ドリアンとアルコールを同時に摂取すると【死ぬことがあります】!!
ドリアンを食べすぎると【死ぬことがあります】!! |
これは冗談ではなく本当です。実際に、タイでは毎年何人か必ずドリアンで死ぬ人が出ます。・・・あ、でも、普通に適量食べる分には全然問題ないですよ。適量というのは1個(1房)未満で、食べすぎというのは一度に3個とか4個とかの場合です(普通そんなに食べられません)。
どこかの国じゃ「女房を質に入れてでもドリアンを買え」っていうくらいだし、本当に死ぬまで食べてしまう人もいるわけだし、これほどまでに人々を惹きつけてやまない食べ物が他にあるでしょうか? まさに、“殺人的”美味さ!!
ドリアンの食感
やや繊維質だけど、よく熟したものはカスタードクリームのようになめらかです。
ドリアンの味
通常、果物の“美味しさ”というのは“甘さ”で測られるけれど、ドリアンの美味しさというのは“甘さ”じゃないんです。ほんのりした甘味とほんのりした苦味、そして独特のクセ(風味)とコクとまろやかさが渾然一体となった絶妙な美味しさ。
ドリアンの総評
    (7つ星):命懸けでトライしてください(爆)。
ドリアンを探してみる?
品種もいろいろあるけれど、初めての方には、ドリアン独特の香りを抑えてあるタイ産のモントーン種がおすすめです(※モントーン種は最近開発された“無臭ドリアン”とは異なります)。 |